高気密高断熱とは
コラム更新日|2025年2月8日 17時57分
こんにちは✨
ワンストップのYです
ここ最近は寒波の影響で厳しい寒さが続いておりますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
本日は寒い冬におうちで快適に過ごすための指標となる住宅の断熱性能の指標と高気密高断熱といわれる住宅について解説させていただきます。
1. UA値
UA値(外皮平均熱貫流率)は、住宅全体の断熱性能を示す数値で、「家の中の熱がどれくらい外へ逃げやすいか」を表します。数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。
つまり、数値が小さいほど高断熱の住宅といえます。
2. C値
C値(相当隙間面積)は、住宅の気密性能を表す指標です。数値が小さいほど気密性が高く、家の隙間が少ないことを示します。
つまり、数値が小さいほど高気密の住宅といえます。
3. 高気密高断熱の住宅とは
上記2つが高気密高断熱の住宅かを判断する際に基準となることが多い
指標となります。
高気密高断熱の住宅には主に下記のメリットがございます。
①冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境
高気密・高断熱住宅は、外の気温の影響を受けにくいため、冬でも家全体が暖かく、夏は涼しく過ごせる のが特徴です。
✅ 冬のメリット
- 暖房をつけても室温がすぐに下がらない
- 部屋ごとの温度差が少なく、トイレや廊下でも寒くない
- 窓の結露が発生しにくい
✅ 夏のメリット
- 冷房の効きが良く、少ないエネルギーで涼しく過ごせる
- 直射日光の熱を遮り、屋内の温度上昇を抑えられる
②ヒートショックを防ぎ、健康的な住環境を実現
ヒートショックとは?
冬場に暖かい部屋から寒い廊下や浴室に移動した際に、急激な温度変化によって血圧が乱れ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす現象のことです。特に、高齢者の家庭では注意が必要です。
✅ 高気密・高断熱住宅ならヒートショックを防げる!
- 家全体の温度が均一になり、部屋ごとの寒暖差が少なくなる
- 廊下や脱衣所、浴室も寒くならず、体への負担が減る
- 断熱性の高い窓や床で冷え込みを防げる
③ 結露やカビの発生を抑え、家の寿命が延びる
断熱性能が低い住宅では、冬になると窓や壁に結露が発生しやすくなります。結露が原因でカビが生え、住宅の劣化を早めることも。
✅ 高気密・高断熱住宅なら結露を防げる!
- 二重窓(Low-Eガラス)や断熱材の効果で結露を抑える
- 湿気がこもらず、カビやダニの発生を防げる
- 建材が長持ちし、家の寿命が延びる
長く快適に住める家を選ぶためにも、高気密・高断熱住宅の基準やメリットを理解し、
住まい選びの参考にしてみてください!